パンクって、平等。

僕はパンクロックが好きです。
パンクって、平等なんです。

パンクのライブって客が勝手にステージに上って踊りだして
しかも気づいたら居なくなってるんですよね。



一見デタラメでメチャクチャではあるんですけど、
でも実は「『作者』『聴衆』というヒエラルキーの脱却」だの
「演奏者と聴き手の相互作用を前提とした表現」だの
そういう哲学的な背景があるんですよ。

普通の音楽って、ミュージシャンはエラい人だと扱われてます。
だからこそコンサートホールは、例えば道が妙に細くて
演奏中に歩き回れないように設計するなどして
演奏の邪魔が出来ないような仕組みが色々としてあるんですよ。
ミュージシャンが発信するものをノイズなしの100%の状態で
聴衆に届くことを大事にしているわけです。

映像を見ればお分かりの通り、パンクのライブって
聴衆が演奏を邪魔することがあり得まくるんですが、
基本的には客はもちろん演奏者も気にしないんですよね。
それは平等の精神がみんなに根付いているからだと思うんです。
もちろん演奏者が居なければライブが成り立たないんで
完全に平等とはいかないんですけど、その辺は深く考えず
適当にスルーする雑な感じも僕は好きです(笑




それはそれとして、デッド・ケネディーズかっこよすぎません?

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